Gran Premio D'Italia 2011 MONZA

2011年のヨーロッパ最終戦となったイタリアGP

このポスターはなかなかイイ感じ
        イタリア国旗の3色が入っていてとってもセンスがいいな


さて
  ここモンツァ・サーキットはミラノ郊外の国立公園の中
F1が初めて開催された1950年にはイタリアGPがここで開催されてます
     それ以降、1980年にイモラで1回だけ開催された以外は
                               毎年ここでやっていんだよね
ポスターに第82回って書いてある通り
                 F1化される前からイタリアGPは開催されてたんだよね

このサーキットの特徴はなんと言っても高速コースであること
    高速でのバトルが観られることが最大の楽しみです

’ティフォシ’という言葉を聞いたことがあるかな
元々はチフス患者を意味するそうだけど、
それだけ熱くなる熱狂的なファンのことを指す言葉になったんだって
フェラーリを応援するティフォシがたくさん観戦に来ますから
    スタンドが真っ赤に染まるのです
このティフォシという言葉はサッカーでも使われているよね
イタリアは熱くなる人が多いのでしょうか  楽しいことです



金曜日のフリー走行から晴天
               マクラーレンのマシンは好調だったけれど、ヴェッテルが速さを見せてたね
FP1ではマクラーレンがいきなり1-2をやってくれたんだけどな


土曜日の予選では、上位チームはQ1、Q2を難なくクリア
17台までが次に進めるQ1をギリギリの17位で通過した小林可夢偉は、
                                        Q2でもタイムアップできずにそのまま17位。
同僚のペレスは15位。このところペレスよりもパフォーマンスが低くなってしまっている。
明日の決勝では粘り強く走ってポイント獲得を目指してほしいところ。

Q3でもヴェッテルのタイムを誰も脅かすことはできなかった。
ヴェッテル、ハミルトン、バトンの順でラストアタックに入ったものの
   ウェーバーがピットインしてもうタイムアップをしてこないことを確認すると、マクラーレン勢もそのままピットへ。
         セクター1のタイムを見てトップの時計には届かないとあきらめてのことでした。

結果、ジェンソンはスタートに有利な奇数列をゲット。

でもモンツァの1コーナーで2台をパスするのは難しいだろうな。
この1コーナーの最初の攻防ってポイントになりそうな予感がする。
ヴェッテルの前に出られるかどうかって大切じゃないかな。

2010年はバトンが高ダウンフォースセッティングで2位に入ったよね
高速サーキットのモンツァはウィングを寝かせる低ダウンフォースが一般的です
Fダクトがあったからできた作戦だったけれど
今年もDRSゾーンが2ヵ所あるから
   そんなマシンも出てくるかもしれないね

マクラーレンの予選用スーツは歴代ドライバーの名前が書いてあった
そういえば日本GPのデザインコンペも受付が始まってましたね






















日曜日の決勝レースも晴天。


緊張のスタートシーン
1コーナーでの勝負が見所

ここでロケットスタートを見せたのは地元アロンソ
4位スタートから1コーナーの手前で先頭に

バトンはスタートに失敗して6位まで順位を落としている

スタートが大切なレースなのに...
アロンソがやったことをバトンがやるはずだったのに

直後に後方の事故
リウッツィがストレートでコントロール不能に
1コーナーへインから横向きに突っ込んだ
 ロズベルグとペトロフを巻き添えにしてリタイヤだ




グリーンフラッグが振られると、5周目にはすぐにヴェッテルがアロンソの前へ
VET, ALO, MSC, HAM, BUT の順番となる
             
ここで、シューマッハがマクラーレンの壁になる メルセデスを抜けないハミルトン
ヴェッテルとアロンソをマクラーレンの2台から引き離すこととなる
何週も抜けないでいるうちにバトンも追いつく

16週目 ハミルトンがシューマッハのパスに失敗した隙をついて、バトンがハミルトンの前へ
      するとそのまま最初のト仕掛け
バトンが1発でシューマッハをオーバーテイク!
                         川井ちゃんも「かっこいいですねー。今のは。」とコメント
気分がいいオーバーテイクだよ。アウト側から抵抗されることなくパスしていった
タイヤコンディションが違うとは言え、ハミルトンが抑えられていたのにかっこいいです!
おそらくマクラーレンの2台はセッティングが違ったのでしょうね。

18週目にバトンは1回目のタイヤ交換 オプション→オプション  アロンソ追撃へGO
                          後方では相変わらずハミルトンがシューマッハに抑えられている

バトンはアロンソとのGapをどんどんつめてゆく

34週目にバトンがアロンソより先にピット! オプション → プライム
35周目にアロンソがこれに合わせてピット コースに戻るとわずかにバトンの前だ
 プライムで前に出るのは難しいのかと思った1コーナーからの立ち上がり
そのままアロンソをパス! まだ温まってないアロンソのタイヤよりも高いトラクション

今日のバトンはキレてるよ。


トップ ヴェッテルとのGapは18秒
     ここまで広がっていると厳しいね
マクラーレンの2台だけが
      速いペースで走っているけれど、
    ヴェッテルは明らかにおさえてるよ

残念ながら このままチェッカー 53週を終了

スタート直後の出遅れが響いたよ
      たら、れば は、いけないけれど
        1コーナーで前に出ていたらねってどうしても思ってしまうな。



可夢偉はペレスとともにギアボックストラブルでリタイヤ 
ウェーバーは5週目にマッサに追突して、その後コーナーで止まれずにリタイヤ
このノーポイントも大きいね。チャンピオン争いしてるんだもの

1. ベッテル
2. バトン
3. アロンソ
4. ハミルトン
5. シューマッハ

年間チャンピオンシップ
1. ヴェッテル                    284P
2. アロンソ           172P
3.  バトン            167P
4.  ウェーバー                    167P
5.  ハミルトン                     158P

ヴェッテルが止まらない。とにかくミスがないです。トラブルでリタイヤなんてのもまったく無いしね
鈴鹿でヴェッテルのチャンピオンが決定してしまいそうな感じだね    ミスしないからね



そんな中だけど、
   今日のバトンのクレバーで熱い走りはお見事
    モニターに映ってた時間が
      最も長いドライバーだったんじゃないかな。
スタートで出遅れてから
      ゴールまでずっと楽しませてくれたよ
手順をしっかりこなして
      着実に順位を上げて2位表彰台へ
ワクワク ドキドキ させてくれたよね

できることをしっかりやってくれたんじゃないかな
今晩もいいレースを見せてもらいました


Thanks! Jenson.