次期愛車選び - 2 - Mercedes Benz CLA and C Class

LEXUS RC の次はメルセデスへ。


AMG CLA 45 4MATIC Racing Edition

メルセデスの候補は CLA250 SPORT 4MATIC
今回のクルマ選びのなかの大本命。ついでに評判の高い C Class も見てみたいな。
そう考えながらディーラーへ向かったのでした。

CLA のスタイリングは否定的な見方もあるようだけど、このクーペボディはけっこう自分の好み。リアを思い切り絞り込んだ特徴的な部分もなかなかいけてる。リアのテールランプのデザインも含めて夜の後姿がまた魅力的。この特徴的なデザインが室内空間の特にリアのヘッドスペースにどのぐらいのインパクトがあるのかが興味のあるところ。

ショールームにあった CLA は残念ながら Shooting Brake のみ。それでも早速室内へ。
まず感じるのはヘッドクリアランスが想像以上に少ないこと。リアではなくってフロントシートでそれを感じてしまうのには驚いた。ちょっと座りなおそうとして体を動かすと天井に頭が触れてしまうぐらい。そんなに極端に全高が低いクルマではないのだけど。あとで乗ったリアシートも似たようなもの。ただし クーペボディになるとこれよりかなり狭くなるんだとか。

この1週間後に六本木にある Mercedes-Benz Connection でCLA クーペボディの展示車に乗ることができました。
まずはリアシートに乗るためには相当に頭を低くして乗らないといけない。座ってみるとウィンドウがこれまたものすごく小さい。極端な言い方をすると真横を見てもルーフラインしか見えなくって少し下にウィンドウがある感覚。閉じ込められているような気分になってしまう。そして身長176cmの自分がシートにしっかり座ると頭が天井に触れてしまう。少しお尻を前にずらして座らなければならないのです。
長距離の時には後席は小柄な女性でないと耐えられないかも。もう小さい子どもが乗ることもないので。

自分にとってCLA は想像していた以上に使いにくいかもしれない。そんな印象を持ちました。ただ、250 のパワーと4MATICという動力面にはまだまだ期待がある。それが官能的であれば、このデザインもあるし、十分に我慢できるかな。

あとは CLA 250 になると、内装に赤いラインが入ったりシートベルトが赤いものになったりといった違いがあるのを頭に入れて。



話をディーラーの店内に戻します。

次はついでに見てみたかった C Class Sedan。この「ついで」のはずだった C にすごく惚れちゃったのでした。
ショールームにあったのは C 220d AVANTGARDE。コクピットに乗った瞬間に感動。思わず「ううぉー」って声が出てしまったほど。すごく質感が高くってランクがかなり上のクルマのように感じた。CLAの内装よりもかなり上。
目の前にはタコメーターとスピードメーターの丸形のシルバーリングに囲まれた2連メータが。その間に情報表示のディスプレイがあるのはこのところの定番。
ステアリングが比較的小径で太めのグリップなのも好み。
コクピットは思ってたよりも整理されている。センターコンソールのスイッチ類が少ないからなのか。
それにシフトレバーがないのも視覚的には影響しているのかもしれない。そのシフトレバーはステアリングコラムから右上に伸びていて右手の指で操作。上に上げるとパーキングで、下に下げるとドライブ。レバー先端のボタンを押すとパーキングという設定。日本車から乗り換える人はウィンカー操作をするつもりで間違ってしまわないかと余計な心配をしてしまう。自分も久々に日本車に乗るとウィンカーのつもりでワイパーを動かしちゃいます。ワイパーならいいけどシフトだとね。きっと安全には配慮した仕組みになってはいるのだろうけどね。

これなかなかいいなぁ。これ欲しいメーターの針がかなり上がったよ。



それからセールスの方にいろいろと説明いただいた。
特に自分には初となる安全装備類を詳しくね。メルセデスで言うところのレーダーセーフティーパッケージ。CLA よりも C の方がかなり進んだ機能であることがわかった。例えば前方監視のレーダーが中・長距離用と短距離用と2種類あったり、カメラも2台あったり。結果として前車との車間距離を感知してアクセルとブレーキを自動的に制御して走ってくれる機能の精度であったり、車線のカーブや前車の進んだ方向を検知して、手を添えていればステアリング操作を行う機能が追加されていたりとか。そして今や後続車が追突することを予見してハザードで警告したり被害軽減のためのブレーキが自動的にかかったりとかもあるんだね。

それから一通りの見積もり。
CLA は内装をレザーにするかどうかの選択程度。
C は C200 AVANTGARDE に無料キャンペーン中のレーダーセーフティパッケージの他にAMGラインとプレミアムパッケージ。
AMGラインはフロントスポイラー、18インチホイール、ステアリングなどの他にエアサスペンションが含まれます。このエアサスペンションもどんなものなのか未経験です。


けっこう C Class に魅かれた。ただ、まだまだ壁があるのです。
 パワー不足かもしれないエンジン
 DCT ではなくトルコン
 足回りがきっとふわふわ


でもこれ試乗だな。次回は実際に自分で運転させてもらおう。
思いがけずにけっこう気に入った C Class が一気に候補上位にランクアップしたのでした。






今日はこれから Audi も見に行こう。


この日はうっかり写真をまったく撮っていなかった。
後日の試乗の日に撮った AMG CLA を最初に使わせてもらった。直前に発売された日本に90台の限定車。装備を簡素化して664万円というAMGとしては魅力的な価格設定がされたモデルです。これもいいんだよな。